神戸市にて漆喰の劣化による雨漏り修理〈棟の取り直し・漆喰詰め直し工事〉
2021/03/25
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
神戸市のお客様より、雨が降ると天井に雨染みができるとのことで、雨漏り修理のご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、瓦屋根の棟部分に施工されている漆喰が経年劣化によって剥がれ、内部の葺き土が露出している状態でした。
漆喰が剥がれた箇所から雨水が入り込み、葺き土が水分を含んで崩れ、棟瓦の隙間から屋根内部へ雨水が浸入していたことが、今回の雨漏りの原因と考えられました。
また、外壁と瓦屋根が接する部分でも漆喰の剥がれや欠損が見られ、雨水が入り込みやすい状態になっていました。
今回は、棟の漆喰を表面から塗り直すだけでは、内部の傷みを解消できないと判断しました。
そこで、傷みの進んだ棟瓦を一度取り外し、古い葺き土や漆喰を撤去して南蛮漆喰で棟を取り直す工事をご提案。あわせて、壁際の劣化した漆喰も詰め直し、雨漏りの原因となっていた部分を補修することになりました。
先日、神戸市にて雨漏り修理(屋根の漆喰工事)を行いました。
施工前の様子
こちらが施工前の瓦屋根です。


屋根全体には長年の雨風による汚れや変色が見られますが、特に棟部分の漆喰の劣化が進んでいました。
本来、漆喰は棟の内部にある葺き土を雨風から保護する役割を担っています。しかし、漆喰が剥がれると葺き土に雨水が直接当たるようになり、少しずつ土が流れ出してしまいます。
今回の屋根でも、こうした劣化によって棟内部に隙間が生じ、雨水が屋根の内側へ入り込んでいました。
際は外壁を伝って流れてきた雨水が集まりやすく、隙間があると雨漏りにつながりやすい箇所です。


棟瓦の下に詰められていた漆喰は、部分的にひび割れたり剥がれ落ちたりしており、内部の葺き土が露出している箇所もありました。
そのため一部の棟では、棟の歪みが発生していました。
漆喰の崩れや劣化が激しい箇所は、一旦棟瓦をはずして、水に強い南蛮漆喰を詰め直して棟を元に戻す棟の取り直し工事を行っています。
施工中の様子
棟瓦を取り外し、劣化した葺き土と漆喰を撤去

まずは、雨漏りの原因となっていた棟部分から補修を行います。
今回は漆喰の剥がれだけでなく、内部の葺き土にも傷みが見られたため、棟瓦を一度取り外して下地から修理することにしました。
古い葺き土や漆喰を撤去したら、新しい南蛮漆喰を使用して棟を取り直していきます。
南蛮漆喰は、従来の葺き土と漆喰の役割を兼ね備えた屋根用の材料で、一般的な葺き土に比べて雨水を吸収しにくいことが特徴です。
棟の形状に合わせて南蛮漆喰を施工し、その上に瓦を一枚ずつ納め直していきます。
このとき、瓦の重なりや漆喰の位置が適切でないと、かえって雨水が入り込みやすくなることがあります。
棟瓦の通りを整えながら、雨水が内部へ入り込まないように丁寧に仕上げました。
壁際の漆喰の詰め直し

続いて、外壁と瓦屋根が接する部分の漆喰を補修します。
こちらのように壁の取り直し部分にも漆喰が使用されていることもあります。
かなりボロボロになっていたため、古い漆喰をまずは撤去して、新しい漆喰を詰め直します。
瓦の形状や壁際の納まりを確認しながら、適切な厚みで漆喰を施工していきます。
施工後の様子


棟の取り直しと壁際の漆喰詰め直し工事が完了しました。
施工前は漆喰が剥がれ、内部の葺き土が露出していた棟部分も、南蛮漆喰を使用して下地から補修し、瓦をきれいに納め直しました。
また、外壁との取り合い部分も、古い漆喰を撤去して新しく詰め直したことで、傷んでいた箇所がきれいに仕上がりました。
施工担当者より
この度は神戸雨漏り修理マイスターにご依頼いただきありがとうございました。
瓦屋根の雨漏りは、瓦の割れやずれだけでなく、棟や壁際に使用されている漆喰の劣化が原因で発生することもあります。
漆喰が剥がれると、内部の葺き土に雨水が当たりやすくなり、土が流出して棟瓦に隙間が生じることがあります。
そこから雨水が屋根内部へ入り込み、雨漏りにつながるケースもあるため、漆喰の剥がれを軽く考えないことが大切です。
今回の現場でも、棟の漆喰が劣化し、内部の葺き土が傷んでいたことが雨漏りの原因となっていました。
漆喰の表面だけが傷んでいる場合は、古い漆喰を撤去して詰め直すことで対応できますが、内部の葺き土まで傷んでいる場合には、今回のように棟を取り直す必要があります。
また、漆喰が剥がれていても、必ずしもそこが雨漏りの原因とは限りません。瓦のずれや防水シートの劣化など、ほかの箇所に原因がある場合もあるため、屋根全体の状態を確認して判断することが重要です。
神戸雨漏り修理マイスターでは、これまでの施工経験を活かし、瓦屋根の漆喰や棟の状態を確認したうえで、必要な範囲に合わせた修理をご提案しています。
「漆喰が剥がれてから雨漏りするようになった」「瓦屋根から白い塊や土が落ちてくる」「棟瓦がずれている」といった症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
神戸市にて漆喰の劣化による雨漏り修理〈棟の取り直し・漆喰詰め直し工事〉の工事概要
| 現場住所 | 神戸市 |
|---|---|
| 施工内容 | 漆喰補修、棟の取り直し |
| 施工箇所詳細 | 漆喰、棟部 |
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