G.ROOFは神戸市を中心に、葺き替え工事・葺き直し工事・カバー工法とあらゆる屋根工事に対応可能です。
たくさんの屋根材がある中で、屋根修理の葺き替えなどの際にどんな屋根材がご自宅に最適かわからない。そんな場合もお気軽にご相談ください。
屋根は高い材料を使えばなんでも良いという訳ではありません。G.ROOFでは、『お客様の希望に対して柔軟に』をモットーに、お客様一人一人に最適な素材・プランをご提案をさせていただきます。
お客様のご予算やご希望に応じて、主に『スーパーガルテクト』『ROOGA(ルーガ)』『カラーベスト』の三つの屋根材をおすすめしています。
『スーパーガルテクト』は金属建材トップメーカーであるアイジー工業が取り扱う金属屋根です。
一口に金属屋根と言っても素材によって様々な種類があり、主な種類としてはトタン・ステンレス・銅板・ガルバリウム鋼板があげられます。
中でもガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の屋根材で、耐震性や耐久性、価格のバランスとコストパフォーマンスに優れカバー工法や葺き替えでもよく用いられます。
『スーパーガルテクト』はこのガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えてさらに改良した金属屋根の新素材であるエスジーエル(SGL)を採用しています。
アイジー工業の『スーパーガルテクト』は元々、ガルバリウム鋼板を使用していましたが、SGLを採用後に「超高耐久ガルバ」として、『スーパーガルテクト』に商品名を変更しました。
ガルバリウム鋼板よりも3倍の耐食性があり沿岸地域でも安心して使用できると注目されています。また、他社メーカーの金属屋根と比較しても多くの点で優れている人気の屋根材です。
『スーパーガルテクト』は、表面に遮熱性塗装を施し、内部に断熱材を隅々まで充填することで、金属屋根の欠点である「暑さ」と「うるさい雨音」を軽減し、「超高耐久ガルバ」を採用することで耐久性と防さび効果を強化しています。
『スーパーガルテクト』はサビに強い「超高耐久ガルバ」を全商品に採用しています。「超高耐久ガルバ」とは、「2%マグネシウム・55%アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板」を指します。
従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを2%配合することでめっき層を強化しました。
一般的な屋根材は海岸線から5km以上離れた範囲が補償対象地域ですが、『スーパーガルテクト』は500m以遠となりました。マグネシウムを含むことによって酸・アルカリに対する耐久性のバランスがよく、厳しい環境下でも優れた耐久性を発揮します。
めっきが腐食を防ぐ作用を「犠牲防食作用」と言います。
これは亜鉛めっきにキズが発生し、素地の鉄が露出した時にキズの周囲の亜鉛が「鉄より先に溶け出して」自ら酸化物・水酸化物となり電気化学的に保護して鉄を腐食させない作用です。
さらにこの酸化物・水酸化物は保護被膜として機能します。超高耐久ガルバは、この亜鉛リッチ層にマグネシウムを共存させることでより緻密で水に溶けにくい保護被膜を形成することが可能になりました。
この効果により、「犠牲防食作用」が長期にわたり確保され高い耐久性を実現しています。
超高耐久ガルバのめっきはAZ150を採用しています。一般的なガルバリウム鋼板のめっきであるAZ120よりもめっきの付着量が多く、この厚いめっき層が鉄(鋼板)をさびから守り、高い耐久性を実現しています。
『スーパーガルテクト』は表面塗装に「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」を採用することにより大きな遮熱効果を発揮します。
太陽光に含まれる赤外線を反射する特性が大きい着色顔料を遮熱塗装に使用することで、日射による鋼板温度の上昇を抑制します。
また、断熱材には燃えにくい高価なポリイソアヌレートフォームを用いることにより高い断熱性能を発揮します。
『スーパーガルテクト』は嵌合部にも断熱材が充填されているのが特徴です。「嵌合部」とは、金属屋根を設置する方法の一つである、屋根の上下をはめ合わせて張るタイプである「篏合式」において屋根材をはめ合わせる部分に相当します。
『スーパーガルテクト』はこの複雑な嵌合部にも断熱材が充填されているため、鋼板と野地板が直接接触せず、熱が伝わりにくい構造となっています。
スーパーガルテクトの重量は1㎡あたり5kgで、スレート屋根に比べて約1/4、和瓦屋根と比べて1/10と超軽量です。そのため、既存の屋根材の上に『スーパーガルテクト』を重ねて施工するカバー工法にも最適です。
また金属製のため地震や台風時の「割れ」の心配がありません。
屋根の構造に強風を当てる実験を行った際、最大風速65m/sにおいてスーパーガルテクト本体は飛散しませんでした。
※参考:50m/s→たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる、60m/s→鉄塔が曲がることがある
しん材に試用しているポリイソアヌレートフォームは燃焼時に表面が炭化することで燃焼の拡大を防止する「自己消化性」を備えているため、一般的なウレタンフォームに比べて燃えにくい特徴があります。さらに飛び火性能認定も取得し、安全性も兼ね備えています。
『ルーガ』はケイミュー社が販売する屋根材です。ケイミューは2003年にクボタと松下電工が折半出資してできた日本最大手の屋根製造会社です。
『ルーガ』は別名「ハイブリット瓦」とも呼ばれます。これは『ルーガ』が一見馴染みの深い瓦の形状をしていながらも、従来の日本瓦の弱点を解消した新しい屋根材だからです。従来の瓦は陶器(粘土)で作られているためどうしても屋根全体が重くなってしまうという問題がありました。屋根の重量が重くなると建物の重心が高くなってしまい、地震などで建物が横に振られた際に、倒壊のリスクが非常に高くなってしまいます。
また、1995年の阪神・淡路大震災などの天災の際に瓦屋根が崩落して「瓦は危険」というイメージが広まったため、現在では瓦よりもスレート系の屋根材や金属系屋根材などの軽量な屋根材の人気が高くなっています。
『ルーガ』は瓦同様に、高い耐久力と重厚感のある外観を実現できるだけでなく、非常に軽量であるというメリットを兼ね備えています。
『ルーガ』は重さのある陶器製ではなく「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」です。素材内の無数の気泡が従来の陶器製の瓦の半分以下の軽さを実現しました。
陶器瓦よりも割れにくいという特徴も備えており、大人がハンマーでたたいても割れないくらい硬度があります。
また『ルーガ』は野地板に全ての瓦を釘を打ち込んで固定させる専用の施工方法で施工するため、従来の陶器瓦に比べて風で飛ばされにくい設計になっています。その為、通常の陶器瓦と比較しても、台風などの強風に対しても非常に強いです。
『ルーガ』は歴史的な街並みにあっても遜色のない高いデザイン性と瓦屋根の風格、そして豊富なラインラップを備えており、重厚感を保ったまま好みの屋根を実現できます。
日本建築を象徴する屋根材である瓦のもつ重厚感がほしいけれども、災害の時が心配という方にぴったりなのが『ルーガ』です。
いくら美しい屋根でもすぐに色あせてしまっては困ります。一般的にスレート瓦の耐久年数は10年と言われていて、10年ごとに再塗装を行う必要があります。
しかし『ルーガ』はケイミュー社の独自技術である「グラッサコート」を塗膜に採用しているため、色あせの原因となる紫外線から鮮やかな色や光沢を守り、長期間美しさをキープすることができます。試験により30年経っても色あせしにくいことが確認されています。
『ルーガ』は屋根材本体の厚みや瓦の下の空間によって屋根から室内へと伝わる熱を遮ることで真夏でも快適な住まいづくりをサポートします。試験によって熱の伝わりを抑える効果があることが立証されています。
陶器瓦とほぼ同じで、金属屋根よりも大幅に遮ることが可能です。
『カラーベスト』は『ルーガ』と同じくケイミュー社が販売する屋根材です。『カラーベスト』は「平型化粧スレート」のことで、セメント、ケイ石を原料として、繊維質で補強して成形される厚さ5mmほどの薄い板のような屋根材です。
1960年に発売され、スレート屋根そのものを「カラーベスト」と呼ぶケースもあるほど日本全体に普及している人気の屋根材です。
色やデザインも豊富で瓦屋根よりも軽く、また比較的安価であることが人気の理由です。
『カラーベスト』の重量は従来の陶器瓦の約半分です。
軽い分住宅への負担が少ないため瓦に比べて耐震性もアップしています。また、すべての屋根材を釘で固定する「全数釘止め工法」で施工するため、強風による飛散や落下も防げます。
さらに、国土交通省が定める不燃材料認定番号を取得しており、万が一の火災時には、隣家に燃え広がるスピードを抑えることも可能です。
『カラーベスト』は基材には主原料となるセメントにパルプ繊維とシリカ粒子、そしてパルプ繊維の補強効果を高めるための超微粒子を配合。こうしたさまざまな材料の組み合わせで屋根材の強度を高めています。また、高密度で均一な構造をもっているため、衝撃や荷重に対しても耐久性があり、もしも台風で物が飛んできても割れにくくなっています。
『カラーベスト』は豊富な色・柄バリエーションがあるため、お好みの外観デザインを実現できます。石材調やレンガ調など、デザインや色の種類が多いため、洋風から和風までどんなお家にも合わせやすいです。また2~3色の違う色を合わせることができる種類もあり、独自のデザインを実現することも可能です。
ケイミュー社の独自技術である「グラッサコート」を塗膜に採用しているため、色あせの原因となる紫外線から鮮やかな色や光沢を守り、長期間美しさをキープすることができます。試験により30年経っても色あせしにくいことが確認されています。
『カラーベスト』は常に2重以上に重なる設計となっており、この屋根材の重なりによって生まれる厚みが室内への熱の侵入を防ぎます。
現在日本でよく使われている屋根材は、スレート屋根のほかに、瓦屋根や、ガルバリウム鋼板というような金属屋根が多いですが、この中でもスレート屋根は比較的価格の安い屋根材です。費用を抑えて屋根工事をしたい方には『カラーベスト』をおすすめします。